お雛祭り直前にッドカンと一発素敵な御縁ッ! 松本亀岳さん筆ッ!!次郎左衛門雛ッ!??

皆様今晩はッ!!

 

 

っでまぁ~この間も無くッ

令和初のお雛祭りがやってまいりますでございますがッ

皆様如何お過ごしさんでございますかッ!!

 

 

っでまぁ~このちゃまのほぉ~はッ

そげなるお雛祭りの直前ながらッ

なんとまにんとまものごッつぅ~などえりゃぁ~御縁をばいただいちゃったんでぇ~ございますッ!!!

 

 

なもんでとにもかくにも御覧くださりませませまッせぇ~幕張マッセェ~~ッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ってってきゃはははどぉ~~よ皆様ッ

ドカンと一発お雛様ぁ~~~ッ!!

 

 

 

 

しかもかもしか次郎左衛門雛さんをば描きなすった実に素敵な一幅さんでぇ~ごだりますッ!!

 

 

 

 

 

 

っでまぁ~この次郎左衛門雛さんと申しますのはッ

御覧の通りの真ん丸お饅頭さんみたいなお顔のお雛様の事でございましてッ

古く江戸時代の十七世紀後半の頃にッ

京都の雛屋さんちゅぅ~所のそれこそ次郎左衛門さんちゅぅ~御方様が編み出したッ

真ん丸お顔の御雛様のことでございますッ!!

 

 

 

 

んでしてその当時ッ

その次郎左衛門さんが編み出した真ん丸お顔のお雛様はッ

無茶苦茶人気を博されてッ

大名家をはじめといたしますまッこと高貴な方達の間で親しまれた御雛様だったんでぇ~ございますッ!!

 

 

なもんで当時とゆぅ~か江戸の時代はッ

その次郎左衛門雛さんはッ

庶民の手には到底届かぬ高嶺の花子しゃんだったそぉ~でございますッ!!

 

 

 

 

 

ってなことでございましてッ

江戸期におきますこの次郎左衛門雛さんをばここまでパピッと描くともなりますればッ

なかなか普通のお雛様の絵よりもッ

ちぃ~とばかし特別さんなもんになるのかも知れないでございいますやねッ!

 

 

 

 

ただねッ

実のところを申しますればッ

確かにこのお顔の真ん丸さんだけを見ますればッ

その次郎左衛門雛さんなんではございますけどッ

正確さんにはお召になられてる衣装がだいぶ違ってるんでございますッ!!

なもんでいわゆるひとつのッ

例えるならばの次郎左衛門風お雛様ッ

ちゅぅ~表現がよろしぃ~よぉ~でございますッ!!

 

 

 

 

 

してしてほれこれッ

この五人囃子さんまでが真ん丸さんッてぇ~ところもそぉ~だしッ

何よりそれぞれ手にされてる楽器が琴だの琵琶だの本来さんの楽器とはだいぶ違う所を見て見ればッ

これはゆぅ~なりゃちょいと空想的オリジナル図柄と申す感じかもかもさんでございますッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

因みにこちらのかいらしか対の鳥さんッ

こちらはいわゆる有職のお飾りのひとつでございましてッ

本来さんの次郎左衛門雛さんのお飾りといたしましてはッ

辻褄がパピッと会うようでございます故ッ

云わば空想と現実が寄り添ぉ~た風景となりますものか否かッ・・・

まぁ~まぁ~まっこと摩訶不思議的なッ

ちょいとオモロなお雛様の一幅さんとッ

なるのかもしれないでございますッ!!

 

 

 

 

 

だけんどしかしまッ

この見事なまでの絵筋のよろしきことよろしきことッ!

 

 

 

 

 

 

 

いったいこいつぁ~ッ

どこぞのどげなる御仁による摩訶不思議的な一幅さんなんでぇ~ございましょぉ~かッ!??

 

 

 

 

 

 

 

ででしてどッこい実を申さば今宵のこの摩訶不思議的ないっぷくさんッ

描きなすっった御仁自体がなかなかオモロな御方様だったんでぇ~ございますッ!!

 

でばしてその実にオモロな御仁とはッ!

ドヒャバキどッかぁ~んキラァ~カァ~~ンッ!

 

その名を梅之房松本亀岳さんと申しますッ!!

 

 

 

 

 

 

っでこの亀岳さんッ

どこのどげぞがオモロなのかと申しますればッ

実を申さばあのかの江戸時代の著名人ッ谷文晁さんのお弟子さんの中でも超奇人と言われたッ

あの当時の深川でも有名だったお茶屋の主人であったのに絵があんましにも大好きだったうえにッ

とうとう店を弟に任せて絵描きになっちったッてなッ

あのチョォ~奇人ッ

松本交山さんのッ

養子さんだったってなッ

まっことチョぉ~レアな御仁だったんでぇ~ごだりますッ!!

 

 

 

 

いやいやまぁ~この何が何だか分かりにくくはなっちったもののッ

簡単さんに申しますればッ

まっこと珍らでなかなかそぉ~はお目にかかれんッ

実にまっことオモロな御仁が描きなすった一幅さんだっちゅぅ~ことでございますッ!!

 

 

 

 

 

っでまぁ~この亀岳さんッ

文化十一年にお生まれさんになりッ

その後どげなる経緯さんで交山さんの御養子さんになられたのかは定かじゃござんせんけどッ

その描く絵のタッチは養父交山さんのコテコテさに引けを取らぬほどと言われとりましたがッ

なんとま文久二年の一月にッ

養父交山さんよりも先にッ

四十九歳でお亡くなりになっちしまったんでぇ~ございますッ!!

 

 

なもんでその亀岳さんの作品はッ

ちょいと少ないもんとされとりますんでございますッ!!

 

 

なもんでございましてッ

今宵のこの次郎左衛門雛さんの一幅さんとの御縁がッ

どんだけすんばらしきかなことばったのかッちゅぅ~ことッ

わかっていただけますでございましょッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやしかしまッ

ついつい夢中ぅ~になっちしまってッ

ごちゃごちゃ長々御無礼さんではございましたがッ

 

今宵もまっことこげなる有難きかな御縁にッ

しかもかもしか令和初のお雛祭りちょくぜんさんにッ

ドカンと一発恵まれましたることッ

心より深く深ぁ~~く感謝感謝のちゃまでございますッ!!!

 

 

 

よッしゃはぁ~~~~ッ!!!!

 

 

 

 

 

 

いやいやとみかくッ

オモロでけったいさんな一幅さんでございましたなぁ~~~ッ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ああいやおッとッとぉ~の追伸さんでぇ~ごだりますッ!!

 

 

ちぃ~とばかし大事なお話忘れとりましたッ!!!

 

でねでね実はッ

今宵のこの亀岳さんの一幅さんにゃぁ~なんとまにんとまッ!

江戸時代だッちゅぅ~のにッ

ドカンと一発亀岳さんの共箱になっとるんでぇ~ござりますッ!!!

 

ででしてそれがッ

こッつりらぁ~~~ッ!!!

 

 

 

 

 

みちとせのッ

ちぎりはじめやッ

もものはなッ・・・・

 

 

なんともメルヘンチョックな歌とともにッ

ほれはらここにッ・・・

 

 

 

 

亀岳応請自記寫

 

 

つまりは亀岳さんがどなたかのお願いにお応えしてこの絵をかきましたッ

ちゅぅ~ことでございいますッ!!!

 

 

 

いやいやとどめにびッくらさんでございましょッ!!

 

 

とにもかくにもッ

まッこと強烈さんなッ

御縁でございましたッ!!

 

 

ちゃんちゃんッ!!!!!