なんじゃこりゃ伊万里第一号ッ! 伊万里のアルバレロさん見参ッ!!

皆様今晩はッ!!

 

 

ってなわけでございましてッ

先日の予告通り目白大作戦初日ッ

『なんじゃこりゃ伊万里協議会ッ』出演の伊万里さんの面々をッ

今宵より御紹介して参りたいと存じよりますがッ

 

 

その名の通りまずはぱっと見思わずなんじゃこりゃぁ~~ッ

と思ってもらわにゃいかんところがございます故にッ

 

 

まずはもってのトップバッタァ~さんこちらへぇ~~いッ!!

 

 

 

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ってほほほぉ~~ッ!??

まぁ~こりゃ一応ッ

『なんじゃこりゃぁあ~~~~ッ』!!!????

 

 

 

こいつぁ~いわゆる江戸時代の初めころッ

阿蘭陀よりもたらされた阿蘭陀陶器の代表作ッ

してまた一説によりますればのタバコの葉を入れて日本へ運ばれてきたと言われるッ

アルバレロなる阿蘭陀陶器さんじゃぁ~ないのこれぇ~~ッ!!!?

 

 

 

 

 

 

っとッ!

一見思ってしまうところではございますがッ

実は何ともこぉ~見えましてもこのアルバレロらしき御方様はッ

れっきといたしましたる伊万里さんなんでぇ~ごだりますッ!!

 

 

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えへへぇ~~~ッ!!

うそぉお~~これが伊万里ぃ~~~ッ!!??

『なッなんじゃこりゃぁ~~~~ッ!!!?』

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・

っとまぁ~このしらじらしかお約束の出だしではございましたがッ

はいはい皆様ッ

まずはともかく如何でございましょぉ~かッ!?

とにかくぱっと見紛れもなく程阿蘭陀渡りの染付アルバレロさんでございますがッ

 

 

 

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改めましてよぉ~く見てみればッ

確かに磁器製でありぃ~のッ

だいぶ小振りでありぃ~のッ

いわゆる生掛焼の初期に程近き伊万里さんなのでござりますッ!!

 

 

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でねッ!

伊万里に関する様々さんな資料を調べてみたところッ

どぉ~やらこの手の伊万里さんはッ

欧州への輸出用の伊万里さんだったよぉ~でござりますッ!!

 

 

 

 

でしてその用途はッ

ひとつに薬用壺ッいわゆる薬などを蓄えておくための壺としてッ

当時のオランダ東インド会社からの注文で作られたよぉ~でございますッ!!

 

 

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またある一つの説としてッ

当時の航海船内の常備薬入れとしてッ

作られた可能性も指摘されておりますよぉ~でもございますッ!!

 

 

つまりッ

輸出用とゆぅ~よりはッ

船内専用として作られたとゆぅ~ことでございますッ!!

 

 

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その昔にッ

イスラム諸国にてアルバレロの原型が生まれッ

その後イタリヤのマヨリカッ

してまたその後にオランダデルフトで作られ伝わったアルバレロさんがッ

遂には我国伊万里の地にて生まれることとなるとはッ

にんともかんともそこいら辺のやりとりさんはッ

実に複雑怪奇ではございますがッ

 

つまりのところはッ

海外輸出の為だったり船内専用であったりしたためッ

伊万里さんのひとつでありながらッ

我国内で見かけることが非常に少ない伊万里さんだったよぉ~でございますッ!

 

 

 

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だもんでたぶんッ

今宵のこの伊万里のアルバレロさんはッ

欧州のどこかで見つけられた伊万里さんなのかもしんないでございますやねッ!!

 

 

 

まぁ~この例えるならばッ

祥瑞と呼ばれし中国の磁器がッ

本国中国にて全く見られないのとおんなじことなのかも知んないでございますッ!

 

 

 

 

とにもかくにもッ

『なんじゃこりゃ伊万里協議会ッ』

認定に関しましては全く問題なしのッ

第一号さんとして皆様御納得いただけたかと存じよりよりさんのちゃまでございますッ”!!

 

日本全国津々浦々まで知らぬ御方様などおらんじゃろぉ~がッ

ってなくらいの伊万里さんでもッ

ある意味謎多き部分も多かれ少なかれッ!

 

今宵のこのアルバレロ写しさんもッ

そんな謎の部分の一つなのかもしんないでございますッ・・・

 

 

 

 

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十月二十九日ッ

目白コレクション初日ッ参上予定でございますぞッ!!

 

よろしくぅ~~~~ッ!!!!