東京アァ~トモォ~ルッ!! 明日より開催ぃ~~ッ!!

皆様今晩はッ!!

 

 

っでさてして独断とケンケンなんとかしてぇ~の見切り発車第二巖ッ!

っでございますがッ

 

 

 

 

 

おうおうおうおうッ!

江戸ッ子だってねぇ~~ッ

蕎麦くいねぇ~~ッ

寿司くいねぇ~~~ッ

んでしてもっての神田の生まれよぉほほぉ~~いッ!!!

 

 

 

 

ってなわけでございましてッ

今宵の美人画鑑賞さんはッ

正しくそれこそ神田の生まれの鏑木清方さんのぉ~~掛軸さんでぇ~ごだりますッ!!

 

 

 

 

 

っでその清方さんはッ

明治十一年ッ

神田は佐久間町のお生まれさんでッ

十三歳の時にッ

かの明治の広重さんとうたわれましたる水野年方さんとこに入門されッ

当初は明治の東京風俗を写した風俗絵をば中心に活躍されッ

またその御父上の御仕事柄ッ

様々さんなる挿絵画家としてもッ

パピッとした仕事をこなす画家さんとなっていかれましたんでぇ~ございますッ!!

 

 

ででして清方さんと申しますればッ

近代美人画家を代表するッ

かの上村松園さんッ伊東深水さんと並びッ

美人画の大家といわれた御仁でございますがッ

 

その挿絵中心に活躍されてた清方さんがッ

本格的美人画に取り組まれるよぉ~になるのがッ

二十歳を過ぎてからのことでございますがッ

 

こよなく東京の下町風俗や浮世絵への愛情が強かった故にッ

その清方さんの描く美人画の中にはッ

何気に浮世絵の何とも言えぬよぉ~な哀愁に満ちた画風がたまんないところでございましたッ!!

 

 

 

 

 

ってなもんでございましてッ

久し振りぶりの長々前置きさんパタァ~ンとはなってしまいましたでございますがッ

 

さてしていよいよ今宵のその清方さんのッ

美人画さんにぃ~~とにもかくにもお出ましいただきやほやれぇ~~~いッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ってってまぁ~こりゃなんともセクシャリィ~~ッ!!!

っつぅ~か色っぽいさんちゅぅ~~かッ!!!

 

 

ほぼ尺八寸の本紙のど真ん中にッ

ひとり佇む水着姿の美人さんッ・・・・・

 

 

 

 

 

 

実にセクシャル哀愁漂ぉ~メルヘンでんなぁ~~~ッ・・・・・

 

 

 

 

 

 

いやいやしかしまッ

あまりの素朴でシンプルさんなその魅力にッ

ついつい見惚れてしまいそぉ~なッ

何とも素敵な一幅さんでぇ~ごだりますッ!!

 

 

 

 

 

時は朝か昼の下がりかッ

何気に人目を気にするかのッ

その何気にはにかんだかの眼差しとその仕草ッ

 

 

 

いやいや何とも色っぽぉ~ございますッ!!

 

 

 

 

 

 

してまた今宵のこの美人さんのッ

頭にかぶられた緑の爽やかなるぽちんと一点さんがッ

この一枚の絵の風情をさり気なく引き締めたるところがッ

にんとも清方さんのにくい演出さんなのかもしんないでございますッ・・・

 

 

 

 

 


 

箱書によりますればッ

描かれましたのは大正二年ッ

正にそれこそ清方さん四〇代の頃のッ

まだまだ東京のたまんない風俗の残る哀愁の時代ッ

 

 

 

 

 

してこの時代の何とも言えぬ趣さんをッ

何気にパピッと表現するたぁ~~さすが清方さんのすんばらしきかな真骨頂でッ

ござりますなッ!!

 

 

 

 

 

 

近世近代ッ

様々さんなる美人画名画が存在する中ッ

清方さんの描く美人画さんにゃぁ~ッ

何処か懐かしか東京の趣さんがッ

そっとさり気なく添えられてるよぉ~に思えてならないッ

今宵の梅雨のひと時さんでございましたッ・・・・・