THEッ BRACK・PEACOCKSッ! by森一鳳さんッ!!

皆様今晩はッ!!

 

さてして皆様ッ

ちゃまがこよなく近世大坂画壇を愛してやまぬことは充分ご承知のことと存じよりますがッ

今宵はまっこと久々さんにッ

その近世大坂画壇のものごっつぅ~~そぉ~なッ

言わばドカンと一発的掛軸さんの御登場さんなんでございますッ!!

 

 

なもんで今宵のちゃまはッ

まるでソォ~ス焼きそばを得たちゃまの如くッ

むっちゃくちゃテンションハイッ

てなもんでございますッ!!

 

 

 

 

ではではともかくッ

今宵のそのものごッつぅ~さんにッ

早速御登場願いやしもほいッ!!

 

 

 

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ってでぼかぁ~~~ッ❢❢❢❢

こいつぁ~いきなりものごッつそぉ~な番の孔雀さんの一幅さんでございまっかぁ~~ッ!!!

 

 

 

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しかしまなんともッ

いわゆる墨一色だけの見事な描写の番の孔雀さんでございますッ!!

 

 

 

本来ならばッ

色鮮やかなる羽根の一枚一枚やッ

足元の細かなごにょごにょさんやッ

地面や花卉などの孔雀さんを引き立てる周りの描写ッ

そのどれもこれもが実に見事な墨一色さんで描かれておりますでございますッ!!

 

 

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でして特にそれぞれの孔雀さんのッ

首部の描写がとにかく圧巻ッ!!

 

 

 

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これが墨一色たぁ~~恐れイリヤは真世の奥様どころじゃござんせんでござんすなぁ~~~ッ!!

 

 

 

 

でしてでででしてッ

今宵のこの見事なまでの墨一色さんをば描きなすった御方様はッ

近世大坂画壇を代表するガハガハじゃなくてッ

パピッとな画派ッ

かの猿描き名人ッ森祖仙さんを祖とするッ

森派の三代目的御仁ッ

森一鳳さんなんでぇ~ごだりますッ!!

 

 

 

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でして今宵のこの一鳳さんッ

度々御紹介さしてはいただいおておりますれしがッ

ちょいと改めまして御紹介さしていただきますでございますッ!!

 

 

 

 

してそのお生まれさんはッ

寛政四年ッ

播磨の国でございましたッ!!

 

 

一鳳さんは幼き頃より絵を描くことがお好きでッ

二十四歳の時にッ

当時の森派のドンッ 森徹山さんの婿養子となられッ

晴れて森派の一員となられたのでございますッ!!

 

 

兄弟子の森寛斎さんは京都でッ

して一鳳さんは大坂でそれぞれ師の思いをパピッと引き継ぎッ

共に森派を広めたバリバリの海苔昆布じゃなくてッ

森コンビでございましたッ!!

 

 

 

その後一鳳さんはッ

その腕前とお人柄を認められッ

かの熊本細川家のお抱え絵師ともなられッ

明治四年七十四歳でその生涯に幕を閉じられる日までッ

近世大坂画壇森派の当主としてッ

ドカンと一発活躍されたのでございましたッ!!

 

 

 

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っとまぁ~この生涯パピッと森派を背負われてきた一鳳さんだけにッ

やっぱしこの墨の妙たるやすんばらしきものがございますでございますやねッ!!

 

 

なもんでこの一幅さんはッ

一鳳さん亡きあとッ

かの日立造船の前身である大阪鐵工所創設の一人ッ

秋月清一郎さんの下へと渡りッ

明治二十八年に天覧の名誉を果たすこととなられたよぉ~でございますッ!!

 

 

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しかしまぁ~この改めまして見れば見る程ッ

墨一色で描かれたこの番の孔雀さんがッ

何故かしらあの色鮮やかな御姿に見えてくるのはッ

やっぱし一鳳さんの凄い所なんでございましょぉ~やねッ!!

 

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近世大坂画壇ッ

実にまっことものごっつかでんなぁ~~~ッ❢❢❢❢