明治の初めに日本橋へ参りましてから、かれこれ百年少々・・・・
お陰さまで日本橋の骨董屋として多少は板について来た様に思える今日この頃でございます・・・・。
日本橋で生まれ育ち、沢山の楽しい思い出をこの日本橋で作ることも出来ました。
それ由に、古き日本橋への思いは強くなるばかりでございまして、日本橋ゆかりの品々がどうしても気になってしょうがないんでございますッ!!
んなもんで、気がついてみれば、あれやこれやと古き日本橋を偲ぶ品物さんたちが、海老屋に集まって来ちゃったって次第でございます。
まんずまんずお時間ござりますれば、お話の種にゆっくりとご笑覧くださりませッ!!
古き良き頃の日本橋の姿が、皆様の心に残って下さいますれば、誠幸に存じますでございますッ!!

・柳 文朝 筆 日本橋駿河町の図 <商談中>
※柳 文朝は、文政頃に活躍した浮世絵師。右上の賛は、狂歌師の本多呉竹。
現在の三越と三井本館の間の通りを描いた図なんでございます。
当時の日本橋の様子がにぎやかに描かれているんでございますよッ!!

・柳 文朝 筆 日本橋駿河町の図(水墨) ¥750,000-
※先にご紹介した、駿河町図の水墨画バージョンってな感じでございます。
街を歩く人の違いはあっても構図等はほぼ一緒ッ!!
恐らくだけど、当時の三井家が文朝に注文して書かせたのかもねッ!!

・春泉亭澄月 筆 江戸日本橋銅版画 ¥28,000-
※春泉亭澄月は、関西の銅板画師。
ほんの小さくなんだけど「十軒店」って書いてあるのがこの絵の大事な所なんでございますッ!
なぜなら、十軒店って所は、正に今海老屋がある所そのものなんでございますから・・・!!
ハハハッ・・・。

・雪; 筆 日本橋肴市の図 版画 ¥650,000-
※雪;の詳細は、少々不明なのですが、文化文政頃に活躍した浮世絵師の一人。
とにかく当時の魚河岸の様子がバッチリ描かれているのが、最高なんでございます。

・白木屋 皮半纏 およめ入りッ!!
※幕末から明治頃、当時の白本屋主人が地元の火消しの頭へ寄贈された半纏と思われます!!
日本橋ゆかりの皮半纏にめぐりあえるのはめったに無い事なんでございますッ!!
本当私にとりましては奇跡みたいな出会いでございましたッ!!
